蟻害・腐朽のチェックポイント


著しい蟻害がないか

建物の木部構造体にシロアリの被害が確認できる状態は、建物の構造耐力が低下していることとなるため劣化事象となります。

著しい腐朽や腐食がないか

建物の木部構造体に腐朽の被害が確認できる状態は、建物の構造耐力が低下していることとなるため劣化事象となります。

調査のポイント

  • 蟻害を発見するためには食痕部分の他にシロアリを直接発見する方法と蟻道、蟻土を発見する方法がある。
  • 宅地が低地、谷地、がけ下等で湿気が多い場所にある場合は蟻害が発生しやすく、水が滞留しやすい場所は腐朽しやすい。
  • 家屋に近接して樹木の多い場合や床下換気口の少ない場所は通気が悪く、湿気が多くなるので蟻害が腐朽が発生しやすい。
  • イエシロアリは、小屋裏等の乾燥した木材からでも自ら水を運びながら加害するため、乾燥した場所も確認する。
  • 近年、アメリカカンザイシロアリの被害が増加している。巣や蟻道をつくることなく乾燥した木材中に坑道を穿って小集団で生活しており、生活には水を必要としない。
  • 湿気がたまりやすいと思われる水回り周囲および北側に面する外壁の軸組等が存する部分を叩き、空洞音を確認する。